February 10, 2024
第2回 排泄の自然誌を編む研究会 公開シンポジウム「出すことと出たものへのまなざし」が信州大学で開催され、山内教授が基調講演「排泄人類学とグローバルサニテーション」を行いました。
「排泄の自然誌を編む研究会」は、ヒトを含む生きものの排泄行動と排泄されたものから生み出される研究活動を網羅的に扱う研究会です。
第1回にも登壇し講演を行いましが、今回は松本キャンパスでの現地開催とオンライン配信のハイブリッドで開催され、多くの参加がありました。様々な学問分野からの話題提供を通し、研究手法の多彩さ、また「排泄」そのものの多様さが紹介されました。
また、翌日は上高地へ向かいニホンザルの調査を行いました。人類以外の霊長類の中で世界で最も寒い地域に生息するという上高地のニホンザルの行動観察と糞のサンプリングを行いました。